北千住の想定最大浸水深は7.5m。同じ土地が4年で2割超も値上がりしていた。水に弱い土地に高い値がつく――数字を並べると、その構図が見えてくる。

📋 【ガチ得】この街を検討する際の重要チェックリスト

国土交通省等の一次データから算出した、北千住駅周辺のリスクとコストの要確認ポイントです。不動産屋に行く前にご確認ください。

👉 タップしてチェックシートを開く
  • 想定最大浸水深7.5m(リスク「非常に高い」)に対し、1階居住以外の垂直避難動線を確保できるか?
  • 地形分類「砂州・砂礫州」による液状化リスクに対し、新築時の地盤改良費を予算に織り込んでいるか?
  • 地価66万円/㎡(坪約218万円・+21.7%(2020→2024の4年間))の裏にある将来の防災コストを上乗せして許容できるか?

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北千住の洪水リスク|想定最大浸水深7.5m

北千住は荒川・隅田川の近くにあり、駅周辺は荒川・隅田川の洪水浸水想定区域に含まれる。

北千住駅地点の想定最大浸水深は7.5m。1階は完全に水没する計算だ。

浸水深0.5mで玄関ドアの開放が難しくなる。1mで床上浸水し、1階の生活が立ち行かない。3mで1階が水没する。

7.5mはその倍を超える数値だ。2階の床面にも水が届く計算になる。水平方向の避難は早い段階で難しくなる。

ただしこれは想定最大規模降雨のシミュレーションだ。1000年に1回クラスの極端な想定であり、確定した未来ではない。

対策の方向は明確だ。寝室と避難動線を上階に寄せる。建物を選ぶなら、垂直避難の動線を先に確認しておきたい。

液状化リスク|地形分類「砂州・砂礫州」

北千住の地形分類は「砂州・砂礫州」。やや液状化しやすい区分だ。

砂が主体で地下水位の浅い土地ほど、地震の揺れに弱い。砂粒の間の水圧が揺れで上がり、砂が水に浮いた状態になる。

これが液状化だ。地盤が一時的に建物を支える力を失う。砂州・砂礫州はこの条件に当てはまる地形といえる。

対策は購入時の地盤調査と、地盤改良の要否確認に尽きる。揺れそのものより、土地の足元を直視する話になる。

地価から見た北千住|1坪約218万円

北千住の地価は66万円/㎡。1坪に直すと約218万円だ。

2020→2024の4年間で+21.7%上がっている。想定浸水7.5mの土地が、4年で2割超も値上がりした。

地価上昇は、利便性が高く人気という裏返しでもある。複数路線が交わる立地が値に出ている。

ただしこれは5地点の公示地価を平均した値だ。実際の売買価格や個別物件すべてに当てはまるわけではない。

水に弱い土地に高い値がついている。防災や地盤への初期投資を織り込むべきエリアと言える。

まとめ

洪水7.5mの土地が4年で2割値上がりした。

液状化リスクは地盤改良費が別途乗る計算だ。

俺なら地盤改良と上階確保を込みで買う一択。

📖 データの読み方

  • 洪水(想定最大浸水深):想定最大規模降雨時に駅地点で想定される浸水深(メートル)。実際の浸水は降雨条件により異なります。
  • 液状化:微地形区分(地形分類)に基づく液状化発生可能性の参考評価です。
  • 地価:駅周辺の住宅地の公示地価を平均した値です(万円/㎡・1坪換算も併記)。家賃や建物代は含まない、土地だけの値段です。推移は過去の公示地価の変化率です。

出典:国土交通省 ハザードマップポータル/不動産情報ライブラリ(地価公示)

📋 データについて

  • 洪水・液状化:国土交通省 ハザードマップポータルサイト/不動産情報ライブラリ(想定最大規模・駅地点判定)。
  • 地価:国土交通省 地価公示(住宅地)。

出典はいずれも公的機関の一次データです。最新情報は各公式サイトでご確認ください。