蕨の浸水深と地形分類を並べたら、地価が上がり続ける街の足元が見えてきた。駅地点の想定最大浸水深は1.75m。地形は液状化しやすい自然堤防だった。
📋 【ガチ得】この街を検討する際の重要チェックリスト
国土交通省等の一次データから算出した、蕨駅周辺のリスクとコストの要確認ポイントです。不動産屋に行く前にご確認ください。
👉 タップしてチェックシートを開く
- 想定最大浸水深1.75m(リスク「中」)に対し、1階居住以外の垂直避難動線を確保できるか?
- 地形分類「自然堤防」による液状化リスクに対し、新築時の地盤改良費を予算に織り込んでいるか?
- 地価29万円/㎡(坪約96万円・+14.4%(2020→2024の4年間))の裏にある将来の防災コストを上乗せして許容できるか?
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蕨の洪水リスク|想定最大浸水深1.75m
蕨駅地点の想定最大浸水深は1.75m。これを物理現象として淡々と見る。
1.75mは大人の首付近の高さだ。床上浸水どころではない。1階の天井近くまで水が達する深さになる。
この数値は「想定最大規模降雨」の前提で出ている。1000年に1回クラスの極端な降雨を仮定したシミュレーションだ。明日来る確率ではない。100%確定した未来とは別物として読む。
ただし、起きたときの深さは事実として1.75m。1階に寝室と避難動線を置く設計だと、垂直避難の動線確保が要る計算だ。寝る場所と逃げる経路を上階に置くだけで、リスクの構図は変わる。
※洪水は想定最大規模降雨時のシミュレーションです。実際の浸水は降雨条件により異なります。
蕨の液状化リスク|地形分類は「自然堤防」
蕨駅地点の地形分類は「自然堤防」。液状化しやすい区分に入る。
自然堤防は、過去に川が運んだ砂が堆積してできた微高地だ。砂が緩く積もった地盤は、地震の揺れで水と砂が分離しやすい。これが液状化の正体になる。
洪水で水深1.75m、地盤は自然堤防。この2つは同じ「川が作った低地」という出自を共有している。水が集まりやすい地形は、砂も溜まりやすい。
戸建てを買うなら、地盤改良の要否を購入前に確認する。これが対策の起点になる。
※液状化は微地形区分に基づく発生可能性の参考評価です。
地価から見た蕨|1坪約96万円、4年で+14.4%
蕨の地価は29万円/㎡。1坪(3.3㎡)換算で約96万円だ。6地点の公示地価の平均値になる。
推移は2020→2024の4年間で+14.4%。利便性が高く人気だから値が付く。地価が上がる街は、それ自体が需要の強さを示している。
ただしこの29万円/㎡は公示地価(地点データ)の平均だ。実際の売買価格や個別物件すべてに当てはまるわけではない。地点数も6で、駅周辺の住宅地に限った平均値という性質を持つ。
注意したいのは、この地価に防災コストが乗っていない点だ。土地の値段は立地で決まる。浸水深1.75mと自然堤防の地盤は、値札には反映されていない。蕨は防災や地盤への初期投資を織り込むべきエリアと言える。
※地価は国土交通省 地価公示の住宅地の平均値(駅前商業地は除外)です。サンプル数の少ない駅は誤差が大きく、目安として見る。
まとめ
蕨は4年で地価+14.4%、人気は本物の計算だ。だが96万円の値札に1.75mの浸水は乗ってない。俺なら地盤と防災に初期投資する一択。
📖 各データの読み方
- 洪水(想定最大浸水深):想定最大規模降雨時に駅地点で想定される浸水深(メートル)。実際の浸水は降雨条件により異なります。
- 液状化:微地形区分(地形分類)に基づく液状化発生可能性の参考評価です。
- 地価:駅周辺の住宅地の公示地価を平均した値です(万円/㎡・1坪換算も併記)。家賃や建物代は含まない、土地だけの値段です。推移は過去の公示地価の変化率です。
出典:国土交通省 ハザードマップポータル/不動産情報ライブラリ(地価公示)
📋 データについて
- 洪水・液状化:国土交通省 ハザードマップポータルサイト/不動産情報ライブラリ(想定最大規模・駅地点判定)。
- 地価:国土交通省 地価公示(住宅地)。
各データは公的機関の一次資料に基づいています。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
