三河島の地価に近い街を5つ並べた。値段は56万〜61万円でほぼ同じ。なのに洪水深はゼロと1.75mに食い違った。

地価がほぼ横一線の5駅で、洪水リスクと地盤だけが大きく開いた。値段の高い武蔵小杉が洪水中、安い十条が洪水なし。価格と地盤が逆を向いている。

駅名地価(万円/㎡・坪換算)調査地点洪水リスク洪水深液状化傾向(地形)
三河島58万円/㎡(1坪約191万円)8地点1.75m液状化しやすい(三角州・海岸低地)
板橋59万円/㎡(1坪約195万円)6地点なし0m液状化しにくい(ローム台地)
十条56万円/㎡(1坪約185万円)5地点なし0m液状化しにくい(ローム台地)
浅草56万円/㎡(1坪約185万円)2地点1.75mやや液状化しやすい(砂州・砂礫州)
武蔵小杉61万円/㎡(1坪約201万円)4地点1.75mやや液状化しやすい(後背湿地)

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 地価公示(2024年)・国土交通省 ハザードマップポータル

📖 データの読み方

  • 地価:駅周辺の住宅地の公示地価を平均した値です(万円/㎡)。家賃や建物代は含まない、土地だけの値段です。
  • 洪水リスク:想定最大規模降雨時の浸水深(メートル)。3m超は2階以上の浸水を想定します。
  • 液状化:微地形区分に基づく液状化の起きやすさの参考評価です(埋立地・後背湿地などで高くなります)。

地価は1坪が約3.3㎡。坪換算で見ると5駅は185万〜201万円に収まる。5駅とも前年比のデータなし。値はほぼ同じなので、差は地形で読む。

三河島の地価とハザード

58万円/㎡、1坪約191万円。8地点の平均。

洪水深は1.75m想定。三角州・海岸低地で液状化しやすい。

1.75mは大人の胸より上。1階は水に浸かる計算だ。

板橋のハザードリスク

59万円/㎡、1坪約195万円。6地点。

洪水なし・浸水深0m。ローム台地で液状化しにくい。

地価は三河島より高い。だが地盤のリスクは低い。

十条のハザードリスク

56万円/㎡、1坪約185万円。5地点。

板橋と同じローム台地。洪水なし・0m。

5駅で最安、しかも低リスク。値段と地盤が両立している。

浅草の地価

56万円/㎡、1坪約185万円。地点は2つだけ。

洪水深1.75m。砂州・砂礫州でやや液状化しやすい。

調査地点は2つ。誤差は大きい。目安として見る。

武蔵小杉のハザード

61万円/㎡、1坪約201万円。5駅で最も高い。

だが洪水深1.75m・後背湿地でやや液状化しやすい。

価格は最高でも地盤のリスクは下がっていない。

5駅の地価は56万〜61万円。差は最大5万円/㎡だけ。同じ予算で十条・板橋はリスクなし、三河島・浅草・武蔵小杉は浸水1.75m。地価には地盤の差が出ていない。

まとめ

5万円/㎡の差でリスクゼロか1.75m浸水か分かれる。地価はハザードを織り込んでいない計算だ。俺なら地盤も価格も両立する十条一択だ。

📋 データについて

  • 地価:国土交通省 地価公示(令和6年)/不動産情報ライブラリ。住宅地の地価公示の平均値(駅前の商業地は比較から除外)。
  • 洪水深:国土交通省 ハザードマップポータルサイト/重ねるハザードマップ(想定最大規模降雨)。実際の浸水は降雨条件により異なります。
  • 液状化・地形分類:国土交通省 不動産情報ライブラリ(微地形区分)。

各データは公的機関の一次データをもとにした参考値です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。