港南台と地価が近い4駅を並べて、最初は入力ミスかと思った。値段はほぼ同じ30万円/㎡なのに、町田の洪水深は7.5m、千葉は0mだった。同じ地価帯でハザードがここまで分かれる。
| 駅名 | 地価(万円/㎡・坪単価) | 洪水リスク | 洪水深(m) | 液状化傾向(地形) | 新宿まで |
|---|---|---|---|---|---|
| 蕨 | 29万円/㎡(1坪約96万円・6地点) | 中 | 1.75m | 液状化しやすい(自然堤防) | 38分 |
| 千葉 | 30万円/㎡(1坪約99万円・6地点) | なし | 0m | やや液状化しにくい(砂丘(末端緩斜面以外)) | 63分 |
| 相模原 | 26万円/㎡(1坪約86万円・1地点) | なし | 0m | 液状化しにくい(ローム台地) | 55分 |
| 町田 | 30万円/㎡(1坪約99万円・6地点) | 非常に高い | 7.5m | やや液状化しやすい(谷底低地(傾斜<1/100)) | 40分 |
📖 データの読み方
- 地価:駅周辺の住宅地の公示地価を平均した値です(万円/㎡)。家賃や建物代は含まない、土地だけの値段です。
- 洪水リスク:想定最大規模降雨時の浸水深(メートル)。3m超は2階以上の浸水を想定します。
- 液状化:微地形区分に基づく液状化の起きやすさの参考評価です(埋立地・後背湿地などで高くなります)。
- 通勤時間:新宿まで乗車+乗換の時間です(NAVITIME・家から駅までの徒歩は含みません)。同じ地価帯でも通勤時間で生活コストの傾きが変わります。
蕨の地価と洪水リスク
蕨は29万円/㎡、1坪で約96万円。4駅で最も安い部類だ。
洪水深は1.75m、リスクは中。地形は自然堤防で液状化しやすい。
値段は安い。だが地盤は弱い側だ。安さに理由がある。
千葉の地価とハザードリスク
千葉は30万円/㎡、1坪約99万円。町田と同額だ。
洪水深は0m、砂丘地形で液状化しにくい。4駅で最も水に強い。
弱点は通勤。新宿まで63分で、4駅で最も遠い。
相模原の地価
相模原は26万円/㎡で4駅最安。1坪約86万円だ。
ただし調査地点は1地点だけ。誤差は大きい。目安として見る。
洪水深0m、ローム台地で液状化しにくい。地盤は固い側だ。
町田の洪水リスク
町田は30万円/㎡、千葉とぴったり同額だ。
だが洪水深は7.5m、リスクは非常に高い。谷底低地でやや液状化しやすい。
7.5mは2階以上まで水が来る計算だ。同じ値段の千葉とは別物になる。
4駅を並べてわかったこと
千葉と町田は同じ30万円/㎡。なのに洪水深は0mと7.5mに分かれた。
値段を見ても地形はわからない。地価はハザードを映していない。
通勤で見ると、千葉63分と町田40分の差は23分。町田は水に弱いが新宿には近い。トレードオフがそのまま数字に出た。
まとめ
千葉と町田は同じ30万円、洪水深は0mと7.5mに分かれた。
7.5mは2階以上まで水が来る計算だ。
俺なら4駅で最も水に強い港南台一択。
📋 データについて
- 地価:国土交通省 地価公示(令和6年)/不動産情報ライブラリ。住宅地の地価公示の平均値(駅前の商業地は比較から除外)。
- 洪水深:国土交通省 ハザードマップポータルサイト/重ねるハザードマップ(想定最大規模降雨)。実際の浸水は降雨条件により異なります。
- 液状化・地形分類:国土交通省 不動産情報ライブラリ(微地形区分)。
- 通勤時間:NAVITIME 経路検索(乗車+乗換・家から駅までの徒歩は含まない参考値)。
各データは公的機関の一次データをもとにした参考値です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
