北浦和と地価が近い4駅を並べてみた。土地の値段は3万円幅に収まったのに、洪水の想定深は0mから7.5mまで開いた。地価が同じでも地形が違えば被害想定はまるで別物だった。

駅名地価(万円/㎡・坪単価)洪水リスク洪水深(m)液状化傾向(地形)新宿まで
北浦和36万円/㎡(1坪約119万円・6地点)なし0m液状化しにくい(ローム台地)37分
川口36万円/㎡(1坪約119万円・5地点)4mやや液状化しやすい(後背湿地)35分
亀有37万円/㎡(1坪約122万円・4地点)4m液状化しやすい(自然堤防)42分
西新井34万円/㎡(1坪約112万円・3地点)4m液状化しやすい(三角州・海岸低地)40分
国分寺34万円/㎡(1坪約112万円・4地点)非常に高い7.5m液状化しにくい(ローム台地)33分

出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ 地価公示(2024年)・国土交通省 ハザードマップポータル

📖 データの読み方

  • 地価:駅周辺の住宅地の公示地価を平均した値です(万円/㎡)。家賃や建物代は含まない、土地だけの値段です。
  • 洪水リスク:想定最大規模降雨時の浸水深(メートル)。3m超は2階以上の浸水を想定します。
  • 液状化:微地形区分に基づく液状化の起きやすさの参考評価です(埋立地・後背湿地などで高くなります)。
  • 通勤時間:新宿まで乗車+乗換の時間です(NAVITIME・家から駅までの徒歩は含みません)。同じ地価帯でも通勤時間で生活コストの傾きが変わります。

北浦和の地価と洪水リスク

北浦和の地価は36万円/㎡。1坪換算で約119万円だ。6地点の平均値になる。

洪水深は0m。ローム台地で液状化もしにくい。

同じ地価帯の中で、災害想定が一番軽い。土地の値段の割に地盤が固い。

川口の地価と洪水深

川口の地価も36万円/㎡。北浦和と同額だ。

だが洪水深は4m。後背湿地でやや液状化しやすい。

同じ値段で、2階まで浸かる想定になる計算だ。地形が違うだけで被害の絵が変わる。

亀有の地価と液状化

亀有の地価は37万円/㎡。5駅で最高値だ。1坪で約122万円、4地点の平均になる。

洪水深は4m。自然堤防で液状化しやすい。

一番高い土地が、一番リスクを抱えている。値段と地盤は連動しない。

国分寺の洪水リスク

国分寺の地価は34万円/㎡。西新井と並ぶ最安だ。

ローム台地で液状化はしにくい。地形分類だけ見れば固そうに見える。

だが洪水深は7.5m。5駅で最大だ。液状化と洪水は別の話で、地形区分だけ見ると見誤る。

西新井は34万円/㎡で最安と並ぶ。三角州・海岸低地で洪水深4m、液状化もしやすい。

通勤は国分寺の33分が最短、亀有の42分が最長。差は9分。地価が安い西新井・国分寺は通勤も近いが、地盤と洪水深は重い。

まとめ

値段と地盤が連動しないのを亀有37万円が証明する。

国分寺はローム台地でも洪水7.5mになる計算だ。

俺なら北浦和一択。

📋 データについて

  • 地価:国土交通省 地価公示(令和6年)/不動産情報ライブラリ。住宅地の地価公示の平均値(駅前の商業地は比較から除外)。
  • 洪水深:国土交通省 ハザードマップポータルサイト/重ねるハザードマップ(想定最大規模降雨)。実際の浸水は降雨条件により異なります。
  • 液状化・地形分類:国土交通省 不動産情報ライブラリ(微地形区分)。
  • 通勤時間:NAVITIME 経路検索(乗車+乗換・家から駅までの徒歩は含まない参考値)。

各データは公的機関の一次データをもとにした参考値です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。